COLUMN 2016.07.30
中身はあるんかい?
なーんて挑発的なタイトルにしてみました。笑
んー、何か色々と便利な時代になっていくらしいです。 勿論、昔からすれば、(昔って随分とざっくりですが、、) 例えば人は走る事が一番速かったのが、 車輪が出来て、人力車が出来て、バイクや車が出来て、今じゃ空も飛べる。
みたいなもので、これから先の生活はもっともっと加速して便利になっていくようです。
美容師をやっていると、色んな業種の方々がいて、 経営者をやっていると、色んな業種の営業の方々や経営者さんとお話しする機会が多くあります。
ITだ、フィンテックだ、今度はIOTだ、と。
僕の様な無知は人間にも柔らかく噛み砕いて教えていただけるので何となくは理解できているのかと。
その事、については技術の進歩や生活の変化にはシンプルに楽しみな面も大変あります。
が、個人として思うのは、
とにかくIT分野の人達ってば、 (じゃない人ももちろんいますよ、、)すぐにアップルやグーグルの時価総額の話、 他社のIPO額の話、 アプリのダウンロード数の話、
自社以外の開発やサービスの取り組みとかとか。
とにかく、市場の話を、業界の話を凄くしたがる。 ま、サービスの内容を説明する上である程度前記の会社を引き合いに出したりする事も必要なのかもしれませんが、。
それでも営業の電話であたかもグーグルから電話がかかってきたのかと思うような紹介をされたり、 様々にそう不信を感じる時がある。
確かに、市場は伸びている、 産業革命以来の革命だと言われている内容も理解できる。好景気だ。
でも、それだけ参入障壁が低い業界で、 それだけの労働人口が多く、殺到しているという事は確実に飽和する。 市場は勿論、これから革命的、革新的に変化していく事は間違いないし、 その恩恵で他の市場が動く事も間違いない。
ヒト、モノ、カネ、これが効率よく、均等に動く市場は健全だと思っている。
この車輪が狂うような成長の仕方をしていると個人としては思っていて、正にバブルだな、と。
あ、話は少し逸れましたが、
とにかく、自社の意義や価値や、業務内容で勝負するでなく、 市場の勢いで商売を押しきろうとしている人が実はとても多いと感じているのです。
会社をせっかく建てたのだから、きっと素敵なサービスなのかもしれないし、 素敵な理念を持つ会社なのかもしれない。
しかし、末端にそれが行き交わないのでは勿体ないな、と、営業に来られたりして複雑に思うのです。
僕のお客さんにもグーグルやアップル、で働く人はいます、。
異業種からしてもそれらの会社はキラキラしてるし、惹きつける理念やサービスがある。
結局何が言いたいかと言うと、、
よそのところの話お盛んですけど、自分ところはどーなのよ?? IT凄い、IT凄いって言うけどね、本当に僕が知ってるITの会社の数なんてデートで使うレストランより少ないよ って、言う話。
ま、ま、ウチももっと有名になっていきたいものです。
うちへの自戒の念も込めて。
Lond ロンド 吉田牧人